【サユリ・押切蓮介】ばあちゃんがホラーだった【感想・レビュー】

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ホラー・サスペンス

 登場人物が理不尽に呪われまくる典型的なホラーマンガと、お化け相手に無双劇を見せるスカッと系マンガを同時に楽しみたくはないですか?

 押切蓮介先生のサユリがおすすめです

 幸せな一家に次々と降りかかる理不尽な不幸。

 目の前で家族を亡くした則雄と、ばあちゃん。

 心が折れかける則雄。

 一方、ばあちゃんは孫を巻き込み、悪霊への復讐に走る。

 ホラーと、無双劇と、感動系をミックスした物語

サユリの見どころ
  • 引っ越してきた家族に次々と襲い掛かる理不尽な不幸
  • 後半からは、ばあちゃんによる熱いてのひら返し
  • 読後のむなしさ
おすすめ度5.0
ホラー5.0
ババア無双5.0
むなしい4.5

押切蓮介先生といえばハイスコアガールやミスミソウが有名だよね。

ゲームやコメディ、ホラーが多いね。

今作はコメディ少なめのガチホラーだよ。

概要

あらすじ

 郊外の一軒家に神木家が引っ越してくる。庭付きの一軒家、自分だけの部屋、家族みんなが喜んでいた。

 が、間もなく父親が亡くなる。死因は心筋梗塞。

 不幸は続く。

  • 弟と姉が失踪
  • じいちゃんは、ばあちゃんの目の前で突然死
  • 母親は則雄の目の前で首をくくる

 ある夜、則雄は夢を見る。暗闇の中を、女が笑いながら追いかけてくる夢。

 「女の人が見えるの

 友人の言葉を思い出し、絶叫を上げる則雄。

 と、頭をはたかれて正気に戻る。目の前にいたのは、ばあちゃん。

 ばあちゃんは、ゆっくりと、声をかけてくる。

 「則雄」

 「このままで…いいんか…?

 「やられ損のままでいいんか…

登場人物

則雄
 今作の主人公。頼れる兄貴だが、ばあちゃんと親には逆らえない。闇落ちしかける。

ばあちゃん
 今作のヒーロー。半ボケだったが、目の前でじいちゃんをやられて覚醒。残りの寿命をつぎ込んで、サユリへの復讐に走る。メンタルお化け。

神木家
 則雄とばあちゃんの同居家族。父・母・姉・弟・じいちゃんの構成。みんな、サユリにやられてしまう。

サユリ
 神木家にとりつく悪霊。生前は家族に暴力を振るう、パワー系・ニートだった。神木家の庭には、彼女の遺体が埋まっている。

呪いの屋敷に越してきた家族に襲い掛かる不幸

 前半は「新居に越してきた一家が次々と理不尽な目に合う」という典型的なものですが、雰囲気作りがうまくて全体的に暗くおどろおどろしい表現になっています。

 ストーリーは「このキャラクターは大丈夫な奴だろう」という直感が外れ続け、スピーディーに進んでいきます

押切先生は暗い雰囲気を書き出すのがうまいよね。

次々と不幸がやってくるからドキドキワクワクだよ。

ばあちゃん無双

 後半になると、それまで認知症?だったばあちゃんが覚醒

 則雄に対し「やられっぱなしでいいのか?(いいやよくない)」と、反撃に出ます。

「死んでいる人間が、生きている人間にかなうハズがない」と、ばあちゃん無双劇を演じてくれます。

ばあちゃんは呂布だった?

ばあちゃんは「生きている奴が一番強いんだ」っていう信念を持っているんだ。

お化けも涙目だね。

失ったものは戻らない、それでも・・・

 ラストはバッドエンドではないですが、ハッピーエンドとも思えません。

 しかしそれでも前を向いて進んでいく主人公に「生きていることが一番強いことなんだ」という、今作のメッセージが垣間見えホロリときました。

どうあろうと人生とは常によいものだ。

自分の人生、前向きの姿勢でいたいね。

まとめ

 以上、押切蓮介先生のサユリを紹介しました

 恐怖あり・スカッとあり・涙あり、の良作です。

 ホラー好きから人間ドラマ好きな方まで楽しめる作品になっています。

絶望的状況から持ち直すのはすごいと思ったよ。

最後まで希望を捨ててはいかんのだよ。



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