テレビでホラーやオカルト番組がやらなくなって久しいですが、たまには見たくなりませんか?
そんな方につのだじろう先生の恐怖新聞をお届けします。
ホラー話を中心にオカルトやSFなど幅広く採用しています。これはつのだ先生が漫画家であると同時に多種多芸な方でもあるため。
レッツ・つのだワールド!
おすすめ度 | |
衝撃の結末 | |
ホラー | |
オカルト |
つのだじろう先生の代表作だね。
いまだに映画化やドラマ化が行われている人気ホラーだよ。
異例の長期連載も予想外な最終回
当時(1970年代)のホラーマンガは一話読み切りか、単行本一冊で完結するのが主流。そのなか恐怖新聞は全29話・単行本九冊と異例の長期連載を果たしました。
多くの読者が本作を支持していたことがうかがえますね。
そして「どんなラストを迎えるのか?」と期待したことでしょう。
そうして迎えた最終回は、なんとなんと予想外のバッドエンド。「こんな結末でええんか?」というのが率直な感想です。ええんか?
救いはあるのですか?
ない
ちゃらら~ん、ラスボスが仲間になった
悪霊・ポルターガイストは第一話から登場し、ラスボスも務めるキャラクターです。
しかし一貫して主人公・鬼形と敵対するわけではなく、時には問題解決のヒントをくれたりと協力?してくれます。
「悪魔のカード」の話では、悪魔・アイニに身体を奪われた鬼形を一時的とはいえ正気に戻してくれたりもしています。
ラスボスが協力してくれる、熱い展開ですよ。
敵役が仲間になるっていうのはワクワクするね。
最序盤の敵がラスボスを務めるっていうのも、王道だけど燃える展開だね。
怨霊に呪い、さらにはUFOまで登場
恐怖新聞はホラーマンガというイメージが強かったのですが、実際に読んでみると多種多様な内容に驚きます。
ピアノにとりつく怨霊という定番ホラーから、丑の刻参りやイエティといった怪談・都市伝説もの、果てにはUFOまで出てきます。
つのだ先生は多趣味な方で心霊研究から浮世絵・スキー、さらには催眠術まで身に着けています。それら多芸が本作にも生かされている様子です。
多趣味がマンガ作りにも生かされてるんだね。
親族には音楽家やゲームクリエイターをやっている人もいるそうだよ。すごい家系だ。
まとめ
今回はつのだじろう先生の恐怖新聞についてまとめました。
ホラー話は怖く、オカルト話も「へえ~」と感心する内容になっています。
ホラー・オカルトに飢えている人にピッタリな作品です。
続編・恐怖新聞2も発行されているよ。
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