【血まみれの幼女・浜慎二】ハートフルな物語【感想・レビュー】

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ホラー・サスペンス

 ホラーを楽しみつつ、ほっこりとした気持ちになりたくはありませんか?

 血まみれの幼女があなたを王道ホラーで怖がらせつつ、優しい気持ちにさせてくれるでしょう。

血まみれの幼女の見どころ
  • 謎女性の突拍子のない声かけ
  • 楽天家な妹
  • とりつかれた顔をしている姉
  • 幼女の出番が少ない
おすすめ度4.0
定番ホラー4.5
心温まる話4.0
幼女4.0

犯罪の匂いがするよ。

犯罪は犯罪でもひき逃げの犯罪だよ、レロレロレロレロ

謎の女性による突拍子のない声かけ

 作中に登場する謎の女性が今作のお化け役です。が、突拍子のない発言が多いです。

初登場は雨の中、傘を差さずに突っ立ているという定番もの。

しかしその初セリフは「傘に入れてもらってもいいですか?」と、何やらお化けらしからぬもの。

「お前、本当にお化けか?」というセリフはこの後も続き、ホラーストーリーに華を添えてくれます。

幽霊も雨に濡れるのはつらいよね…?

この幽霊は自動車運転もできるよ

楽天家な妹

 物語では姉がやらかしてしまうのですが、とりつかれるのは何故か妹の方。

ただこの妹がものすごく楽天家で、はじめは暗い顔をするのですが一週間ほどで忘れます。思い出しても患うことなく部活の合宿へ出発!明朗快活、お化けも逃げ出すといったところ。

合宿先でも事故にあいかけますが、帰宅後の第一声は「まあまあだった」。鋼メンタルの持ち主です。

「出来らぁ」精神の持ち主だよ。

姉の方がメンタルをやられる

 作中で幽霊にとりつかれるのは妹ですが、姉の方がとりつかれたような顔をしています。これは幽霊が怒るようなことをしでかしたのが姉だから。

妹が「変な女性に声をかけられた」で済ましても、姉の方は一々お化けに関連付けて考えるためSAN値がゴリゴリ削られていきます。これには幽霊も驚いたことでしょう。

何もやっていないのに、妙だな…。」

呪われているのかも…。

バーローwww

まとめ

 以上、浜慎二先生の血まみれの幼女を紹介しました

ホラーとしては定番ものですが、主要人物は誰も〇んだりはせず、お父さんやお母さんも普通にやさしかったりと安心して読み続けられます。

そして最後はほっこりとする話なので、ぜひ読んでみてください。

血まみれの幼女の見どころ
  • 謎女性の突拍子のない声かけ
  • 楽天家な妹
  • とりつかれた顔をしている姉

残念ながら幼女の出番は少なめ。キーマンではあるんだけどね。



コメント

  1. たくあん より:

    はじめまして、
    この漫画を読んで思った事は意味もなく姉がやたら美人に描かれてる事ですね。
    なぜ、こんな渾身の美人に描く必要があったのかわからないです。
    浜慎二先生末期の作品なのでとにかく自分の画力目いっぱいの美人のキャラを描いたのかもしれません。

    • mericat より:

      はじめまして、たくあんさん。
      コメントありがとうございます。

      そうですね、浜先生のキャリア晩期の作品なんですよね。
      浜先生はこのあと、ペンネームを変えたりしてますし、先生的にも思い入れのある作品なのかもしれませんね。

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