みなさんは日々の生活でストレスが溜まっていませんか?
そんな時には他人の不幸を見てスッキリしましょう。
つのだじろう先生のデスマスクの旋律(霊界通信)では、主人公が幽霊の八つ当たりにあってひどい目に遭います。
他人の不幸は蜜の味、これでストレスも解消です。
おすすめ度 | |
主人公の不幸っぷり | |
ヒロインの泣きギレ | |
怨霊の八つ当たり |
マイナーな作品だけれど、さすがのつのだ先生クオリティーだよ。
不幸な目に遭い続ける主人公
主人公は今は亡き・カセットテープなるものを購入した際のくじ引きで、アーティストの石こうマスクを手に入れる。
これが不幸の始まり。
以降、車にはねられたり寄生虫に住み着かれたりとひどい目に遭い続けてしまう。
自分とは関係のないことが理由で呪われるという理不尽ホラーのお手本ですが、いやあ寄生虫は斬新ですね。
かせっとてーぷ?
今でも百均とかで見ることがあるね。
ヒロイン泣きギレ
主人公いわく「ハクイ女の子(スケ)」が今作のヒロイン。
なのだが、あまり可愛くない。初登場にして主人公をにらみつけて悪態をつくなどしてくる。むしろモブ女子の方が可愛い(特にツインテールの子)。
とにかく勝気な性格で、主人公がヒロインのことを幽霊なのではないかと疑うや、泣いてキレてクラスメートをけしかけるという恐ろしい子。友人が自殺しまくるのが悩み。
いやあ強い女の子だよ。
ヒロインのせいで、怨霊の呪いとクラスメートのヘイトが主人公に向かうんだ。
たまったもんじゃないね。
どこにでも現れる怨霊
主人公に災いが起きるとき、必ず怨霊(ヒロイン?)が姿を現します。これが地味に怖い。
電車の中や自宅の窓、さらには夢の中まで追いかけてきます。そしてメンタル的にも追い込まれていき、最後には…。
どこに行っても追いかけてくる幽霊、というのは定番ですが今作では主人公の精神的な追い込まれ具合もセットになっていて、より恐怖を強く感じます。
いったい何が怨霊にそこまでさせるのかな?
ただの八つ当たり。
主人公はそのとばっちりを受けただけなんだよ。
まとめ
以上、つのだじろう先生のデスマスクの旋律(霊界通信)でした。
ホラーの内容としては定番な内容ですが、つのだ先生の構成によりぐんぐん引き込まれるような魅力を持つ作品です。
不幸な主人公を見て元気を出しましょう!
知名度は低いけど面白い作品だよ。
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